東洋医学研究所®の鍼治療・黒野式全身調整基本穴について

東洋医学研究所®では、腰痛や肩こりなどの外科的疾患だけでなく、胃腸の不調や頭痛、うつ病などの内科的疾患にも対応した鍼治療を行っております。しかし、内科的な疾患に対して鍼治療行うのは大変難しい事だと思います。では、どのような鍼治療で体は良くなっていくのでしょうか?

黒野先生の長年の臨床研究の中で、生体の高度に発達した統合的制御機構の活性化を計り、生体のバランスシステムの規定振幅度の増強と、生体の反応・修復機構、恒常性維持機構および防御機構の機能を高める目的で、生体制御療法としての全身調整基本穴を実証医学的に探り、鍼治療法の有効性を明らかにするための研究を行われました。臨床の際、治療に使用した選穴をその都度記録し、東洋医学研究所®における内科的領域における患者の自他覚的所見に、いかなる経穴を使用していたかを調べられました。

今回は、黒野保三先生が鍼治療法の有効性を明らかにするために行われた研究の一つで、鍼灸治療の核となる「黒野式全身調整基本穴」について動画にまとめました。

この研究結果は、生体制御療法としての一つのパターンが確認されたことでもあり、使用してきた経穴の中で、明らかに常用穴および各症状に対する有効穴と思われる経穴が認められた結果でもあります。

長年の調査研究の結果です。是非ご覧ください。