東洋医学研究所®グループディスカッション 痛みの原因を探ることの重要性
今年から、日々臨床の現場で活躍されている先生方で、テーマを持ち寄ってディスカッションしていこうと考えました。
今回のテーマは「痛みの原因を探ることの重要性」です。前回のディスカッション「鍼灸治療 ~全身調整(本治法)と局所療法(標治法)の違いとは?」の続編になります。
臨床の現場で鍼灸治療をしていて思うことは「痛みに始まり痛みに終わる」ということです。痛みにもいろいろな種類があります。筋肉が痛むのか、関節が痛むのか、鈍い痛みなのか、神経痛からくる刺すような痛みなのか、痛みの種類を挙げればきりがありませんし、痛みの感受性も人それぞれです。
その中で、患者さんの痛むを訴える箇所の原因は、本当に痛む箇所からなのか?他に原因はあるのではないか?どのようにアプローチすればよいか?各々の考えを熱く語っていただきました。