令和7年度(公社)生体制御学会第5回Web講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加しました
令和8年2月1日(日)に令和7年度(公社)生体制御学会第5回Web講習会講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加しました。
9:00~11:00
自律神経学〜生活習慣病との機序〜
(公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
愛知医科大学客員教授(神経内科)
岩瀬 敏 先生
本日は、降圧剤の機序について御講義頂きました。
「循環機能低下の三要素として、心機能の低下があります。
高血圧の診断は、家庭での血圧値と診察室での血圧値を用います。基本的には、診察室血圧≧140/90mmHgですが、白衣性高血圧の可能性もあるので、家庭血圧値も重要な要素となります。
血圧を下げるには、最初に食事療法、運動療法を指導し、最後に薬物療法になります。食事は、食塩6g以下を目指します。6gは小さじ一杯程度であり、8つの減塩するポイントがあります。
- 新鮮な食材を用いる。
- 香味野菜や果物の酸味を利用する。
- 低塩の調味料を使う。
- 具たくさんの味噌汁を食べる。
- 外食や加工食品を控える。
- つけものは控える。
- むやみに調味料を使わない
- 麺類の汁は残すこと。
運動は、有酸素運動を中心におこないます。
降圧剤の種類として、血管を拡げるカルシウム拮抗薬、血圧を上昇させる物質の産生を抑えるACE阻害薬、血圧を上昇させる神経を抑えるα遮断薬、β遮断薬、体内に溜まった水分をとる利尿薬などがあります。」
と御講義頂きました。

11:10~12:10
「感情」とはなんだろう〜脳と感情を考える〜
第4回 「不安」という感情の本当の意味
(公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
名古屋大学名誉教授 藤田医科大学客員教授
澤田 誠 先生
本日は、不安・感情としての意義について御講義頂きました。
「日常生活における不安は7割の方が感じています。その内容は大きく3つあり、
- 老後について
- 自身の健康について
- 今後の収入の見通し
になります。
好ましくない情動で怒り、恐怖、悲しみ、不安がありますが、不安はほかの感情とは違った性質があります。
恐怖、怒りは時間軸で現在、悲しみは過去ですが、不安は未来になります。また、特徴として、恐怖は逃げるか戦うかの即時反応、怒りは対象を排除しようとする、悲しみはエネルギーを抑え、不安は予測不能な事態への警戒になります。
不安の特徴は、未来を向いている、対象があいまい、準備状態が続く等があります。脳が最も嫌う状態の1つが不確実性であり、ほかの感情と違って、出し切ってすっきりとはいきません。
鍼治療をすると不安を減少させるという研究が多くあり、非常に効果があるという事実が証明されてきています。」と御講義頂きました。


