匿名希望 84歳 女性 無職 主訴:首すじの大きなしこり
私は、昭和50年代に熱が1カ月以上も続き、薬を飲んでも効果はなく、体調の悪い日々を過ごしておりました。しかし、家事や仕事はしなければならず、休んでいる暇は全くありませんでした。
昭和62年、今度は首すじに大きな大きなしこりができ、大学病院へ行きました。検査をしたところ、悪性のものではなく、心電図なども異常がないということで、大学病院の先生より鍼治療を勧められ、東洋医学研究所®をご紹介頂きました。
体調は悪く、しこりのせいで常に咳払いをしており、痰もからみ、風邪もひきやすく、薬を服用しないと眠れない、頭痛など、様々な症状があり苦しんでいました。またストレスがとても多く、本当に辛い思いをしておりました。そんな私に黒野先生は、「大丈夫だから(治療に)いらっしゃい」と言って下さり、本当に嬉しかったのを今でも覚えております。
治療を開始して、最初の頃は効果はよくわかりませんでしたが、半年位経ってから、首のしこりの部分に鍼をして頂いた時に反応が出てきました。その後もほぼ毎日鍼治療をして頂き、知らない間に首のしこりは無くなっていました。
それからも、平成元年に交通事故に遭いどうしようもなく腰が痛かった時も、平成4年に病院で無茶な処方をされた薬によって副作用で苦しんだ時も、あまりの忙しさとストレスが原因でしょうか・・・長い間眠る事が出来なかった時期も、年齢を重ねるごとに出てくる様々な症状も鍼治療で乗り切ることができました。
現在84歳。今も週3回は必ず通っています。腰や膝の痛みはあるものの、元気にウォーキングをできるのも鍼のおかげ。体操教室で、私より若い人でもついていく事できない先生の動きに、ついていけるのも鍼のおかげだと思っております。
文責 東洋医学研究所®