名古屋市の鍼灸院で坐骨神経痛治療なら東洋医学研究所 適応症

坐骨神経は最大最長の末梢神経です。
坐骨神経は、最大最長の末梢神経で、大腿後面から足部にかけての広い範囲の運動知覚を支配しているために、この神経が障害されると、片側の臀部、大腿(太もも)の後面、ふくらはぎが痛み、かかとやくるぶしのほうまで痛みが響くことがあります。

原因は坐骨神経が刺激、圧迫、浸潤されておこります。
腰部には種々の疾患がありますが、多いのは椎間板ヘルニア脊椎腫瘍(ガンなど)、脊柱管狭窄症脊椎分離症脊椎すべり症腰部変形性脊椎症などで、神経が刺激、圧迫、浸潤されておこります。
また、帯状疱疹、糖尿病、慢性アルコール中毒症などが原因になることもあります。

症状では臀部から、足にかけての痛みが特徴です。
安静にしていても、多少痛みが続いていることが多く、長時間の歩行で生じるものもあります。
せき、くしゃみなどで痛みが下方まで響き、痛み方は圧迫感や放散痛、電撃的な痛みなどさまざまで、からだを曲げたりすると痛みが強くなります。
痛みのほかに、下肢(脚)のしびれ知覚の鈍麻(にぶくなる)、腱反射の異常歩行障害などもみられることが少なくありません。
あおむけに寝て、まっすぐのばした下肢を垂直に近くなるまで上げていくと、大腿の後面に激しい痛みがおこり、じゅうぶんに下肢を立てることができません(ラセーグ徴候)。
また、痛みを軽くするために、痛まないほうの下肢に体重をかけ、からだを横に曲げた姿勢(坐骨神経痛性側湾)をとることも多いものです。

鍼と超音波の併用療法
-神経痛に対する効果-
昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。

その中で神経痛に対しての結果は、患者111名のうち71名が著効、13名が有効、8名が比較的有効、6名がやや有効、13名が無効となり、98名の方に効果がみとめられたため、有効率は88.3%でした。

以上のことから、上記のような神経痛に対する鍼治療の効果が実証されています。
さらに、東洋医学研究所®では上記を参考に30年間にわたり神経痛に対する鍼治療を行い高い成果を上げています。

是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。