第32回公益社団法人生体制御学会学術集会に参加しました
平成26年8月31日(日)に名古屋市立大学で行われた第32回公益社団法人生体制御学会学術集会に東洋医学研究所®グループの先生方が参加しましたので報告します。
日時:平成26年8月31日(日) 9:00~16:40
場所:名古屋市立大学医学部講堂
( 図書館3階 ・さくら講堂)
会場風景
〔開 会 式〕9:00~9:20
学術集会長挨拶
愛知医科大学医学部生理学講座 教授 岩瀬 敏先生
学術集会長として挨拶をされる岩瀬 敏先生
東洋医学研究所®所長の黒野保三先生 (前列右から1番目)と
副所長の石神龍代先生 (前列左から1番目)
〔一般口演〕9:20~10:50
潰瘍性大腸炎に対する鍼治療の一症例
東洋医学研究所® 橋本高史 先生
10年間再燃と寛解を繰り返す潰瘍性大腸炎患者が、生体制御療法(鍼治療)によって白血球数が顕著に減少した症例について報告する東洋医学研究所®主任の橋本高史先生。
前立腺癌に対する鍼治療の一症例
東洋医学研究所® 高山加奈子 先生
生体制御療法(鍼治療)により、前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSA値が減少し、QOLの向上が認められた症例ついて報告する東洋医学研究所®スタッフの高山加奈子先生。
アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の一症例
東洋医学研究所® 岩間敏彰 先生
日本アレルギー性鼻炎QOL調査票を用いて、鼻・眼の症状やQOLを評価し、生体制御療法(鍼治療)によりアレルギー性鼻炎と花粉症の症状が軽減した症例について報告する東洋医学研究所®スタッフの岩間敏彰先生。
座長を務める中和医療専門学校教員の清水洋二先生(右)
妊娠初期患者への鍼灸治療の安全性について
東洋医学研究所®グループ明生鍼灸院 木津 正義先生
不妊症を主訴として来院した妊娠初期に鍼灸治療を行った患者を4群に分け、鍼灸治療の影響を流産の確率を指標とした安全性について報告する東洋医学研究所®グループ明生鍼灸院の木津正義先生。
鍼灸院における新患患者の実態調査(2)
―年代別による主訴の調査―
東洋医学研究所® 赤石 望 先生
東洋医学研究所に来院した新患患者の調査分類を行い、年代別の主訴について報告する東洋医学研究所®スタッフの赤石 望先生。
座長を務める東洋医学研究所®グループ明星鍼灸院の鈴木裕明先生 (右)
〔一般口演〕11:00~12:00
心拍変動解析による鍼刺激に対する自律神経反応の評価
―鍼刺激の持続効果についてー
東洋医学研究所®グループ二葉鍼灸院 山田 篤先生
中脘穴へ鍼刺激による自律神経の反応持続時間について、心拍変動解析を用いて検討し、心臓副交感神経亢進の反応持続時間について、鍼刺激群とコントロール群との比較を報告する東洋医学研究所®グループの山田篤先生。
不定愁訴に対する鍼治療の検討―「眠れない」を主訴に来院した一症例―
東洋医学研究所®グループ栄鍼灸院 石神龍代先生
OSA睡眠調査票MA版を用いて、不眠患者の睡眠状態を評価し、生体制御療法(鍼治療)により不眠症状が改善した症例について報告する東洋医学研究所®副所長の石神龍代先生。
コメントをされる東洋医学研究所®所長の黒野保三先生
座長を務める愛知医科大学生理学講座講師の西村直記先生(左)
会場風景
〔教育講演〕13:00~14:30 (認定指定研修C講座)
「睡眠と自律神経活動:基礎と臨床」
講師:独立行政法人国立病院機構 名古屋医療センター神経内科
医 長 岡田 久 先生
司会:公益社団法人 生体制御学会
会 長 皆川 宗徳 先生
〔特別講演〕14:40~16:10 市民公開講座 (認定指定研修C講座)
「環境変化に起因する疼痛悪化のメカニズム -内耳と自律神経系の関与-」
講師:愛知医科大学医学部生理学講座 教 授
佐藤 純 先生
司会:愛知医科大学医学部生理学講座 教 授
岩瀬 敏 先生
〔閉 会 式〕16:10~16:40
学術集会長挨拶
愛知医科大学医学部生理学講座 教授 岩瀬 敏先生
今回の学術集会の開催にあたり、種々ご指導頂いた学術集会顧問の黒野保三名誉会長をはじめ、ご来賓の先生方、ご講演・ご発表頂いた先生方、実行委員の先生方や参加された会員への御礼の挨拶をされる岩瀬 敏先生。
東洋医学研究所®グループの先生方も24名協力しました。
このマークのついている先生は東洋医学研究所®グループの先生です。