名古屋市の鍼灸院で慢性疲労症候群治療なら東洋医学研究所 適応症
慢性疲労症候群(CFS)とは?
はっきりした心理的・身体的な原因がなく、神経、筋肉の障害も認められないにもかかわらず、仕事や家事を休まなければならないような、時には寝込んでしまうような強い疲労感やだるさが半年以上も続いたり、再発を繰り返したりする病気です。
女性に多い傾向があり、20才~40才代の発症が多いのが特徴です。
長期間持続する強い疲労感が主訴です。
この強い疲労感は休息によっても改善しないのが特徴です。
強い疲労感やだるさのほかに、微熱が出て、のどが赤く腫れて痛み、首のリンパ節も痛みます。
そのほかに、不眠、頭痛、日光過敏、もの忘れ、集中力の低下、無気力、興奮、ぼんやりする、関節や筋肉の痛み、脱力などもともないます。
原因はまだはっきりわかっていません。
慢性疲労症候群の原因については、まだ、はっきりわかっていません。ウィルス感染、アレルギー、免疫学的異常、心理学的要因などが複雑に絡み合っていると考えられています。
そのため診断は、典型的な症状に加えて、甲状腺の機能異常や関節リウマチ、結核、うつ病、不安神経症など、他の考えられる病気を除外することで行われています。
慢性疲労症候群に対する鍼治療の研究がなされています。
全日本鍼灸学会雑誌第 44巻3号(1994年) に於いて、石神龍代先生、黒野保三先生、絹田 章先生、冨田靖延先生、林 尚臣先生、渡 仲三先生、松本美富士先生が「慢性疲労症侯群に対する鍼治療の検討」と題して報告しています。 この論文は(社)全日本鍼灸学会会員の学術の向上を図る目的で優秀な論文を表彰するために創設された高木賞の第一回受賞論文となりました。
この研究は、従来から報告されている各種薬物療法では、症状の改善が認められなかった慢性疲労症候群症例8例に対して、鍼冶療を施したところ、慢性疲労症侯群の中心的症状である激しい疲労感は明らかに改善し、随伴症状である様々な身体症状も一部の症例において改善がみられたことや、免疫学的検査において低下していた末梢血γδT細胞比率が有意に回復したことを報告しています。
東洋医学研究所®では、このような研究実績に基づき長年に亘り慢性疲労症候群の治療をさせて頂いております。
慢性疲労症候群で悩んでおられる方は、是非一度、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧めいたします。