名古屋市の鍼灸院で胃酸過多症治療なら東洋医学研究所 適応症
胃液の酸度が高く、酸症状(胸やけ、げっぷ)があります。
胃液の中に含まれている塩酸の酸度が異常に高いとき、これを胃酸過多といい、それによって胸やけ、げっぷ、呑酸(すっぱい液体が胃から口中にこみ上げること)などのいわゆる酸症状がある場合を、胃酸過多症といいます。
原因はいくつか考えられていますが、よくわかっていません。
原因としては、胃粘膜の胃酸を分泌する細胞が多いことや、胃酸分泌を促す中枢神経からの刺激に対する感受性の亢進、胃液分泌の促進と抑制を調節する神経(迷走神経、交感神経)やホルモン(ガストリン、セクレチン)の異常などが考えられていますがその仕組みについてはまだよくわかっていません。
また、胃酸過多症は、よく慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍にともなっておこります。
食後1~2時間で症状が出るのが普通です。
食後に酸度の高い胃酸液が大量に分泌されるため、胃酸過多症の症状は食後1~2時間でおこるのが普通です。
胃酸過多かどうかは、口または鼻から細いチューブを飲み込み、胃液を採取して胃液の酸度を調べて診断されます。
主食はやわらかく炊いた米飯がよく、刺激物は避けましょう。
米飯、めん類、パンなどの糖類は胃酸の分泌を促すことが少ないので、胃酸過多症にはよい食べ物と言われています。
熱すぎるものや、冷たすぎるもの、硬い線維のある野菜などは胃酸の分泌を促しますので避けましょう。また、香辛料や濃いコーヒー、酒、たばこなどの刺激の強いものも避けましょう。
鍼と超音波の併用療法
-胃腸疾患に対する効果-
昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。
その中で胃腸疾患に対しての結果は、患者188名のうち124名が著効18名が有効、13名が比較的有効、15名がやや有効、18名が無効となり、170名の方に効果がみとめられたため、有効率は90.4%でした。
以上のことから、上記のような胃腸疾患に対する鍼治療の効果が実証されています。
さらに、東洋医学研究所®では上記を参考に30年間に亘り胃腸疾患に対する鍼治療を行い好成績をあげています。
是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。