名古屋市の鍼灸院で狭心症治療なら東洋医学研究所 適応症

狭心症とは?
心臓は、心筋というじょうぶな筋肉でできていて、全身と肺へ血液を送り出すポンプの働きをしています。
休まず働く心筋へ血液を送る冠状動脈の内腔が何らかの原因によって狭くなったりすると、心筋へ血液が十分に流れず、心筋細胞が酸素不足におちいり(心筋虚血)、胸の痛みや圧迫感を感じます。
一過性の心筋虚血をおこす疾患を狭心症といいます。

原因は?
冠状動脈の内腔は、健康な人でも直径2.5~3.5ミリメートル程度しかありません。
このため、動脈硬化などのために内腔が狭くなったり、左心室が肥大してエネルギー消費量が増えたりすると、必要とする量の血液が送られなくなって、心筋がエネルギー不足におちいって狭心発作が起こります。初めは運動をしているときや感情的な緊張があるときに起こりますが、これは心臓が普段より激しく働き、より多くの酸素を必要とするからです。
また、冠状動脈が痙攣するために、一時的に内腔が狭くなったり、閉じた状態になっておこる異型狭心症もあります。
そして、冠状動脈の狭窄がない狭心症として大動脈弁閉鎖不全や、大動脈弁狭窄を起こしている場合は、左心室から大動脈弁をへて冠状動脈へ送られる血液量が低下して狭心症発作が起こってきます。その他、著しい貧血や、頻脈発作なども狭心症の原因になります。

狭心症の痛みには特徴があります。 
心臓は胸の左側にあるので、狭心症でも左側の胸が痛むと考えがちですが、胸のほぼ中央の前胸部に痛みを感じることが多いです。ときには、のどがつまるような感じや、肩から腕の内側、背中、あご、歯へ広がる不快感重圧感を訴える人もいます。
狭心症では、「胸が圧迫される」、「胸がしめつけられる」、「ぎゅーっと痛む」といった痛みが訴えられます。痛みがつづく時間は、15分以内が多いといわれています。
神経症の一つである心臓神経症の胸痛が狭心症と間違われやすいのですが、この場合は、「ちくちく」と痛むことが多く、数時間から半日も続くことが多いです。
心筋梗塞の胸痛も数時間続きますが、心筋梗塞の場合は、「死ぬのではないか」と思うほどの激しい痛みです。

狭心症にならないためのワンポイントアドバイス
狭心症を予防するには、動脈硬化にならないように血液をサラサラに保つことが重要です。血管は加齢とともに弾力性が落ちていき、それだけ動脈硬化にもなりやすくなるので、日頃から危険因子を減らすような生活を心がけましょう。

食事に気を付けましょう
コレステロール中性脂肪が高いと動脈硬化を起こしやすくなります。なるべく魚(青魚)を食べるようにして、脂肪のとり過ぎやアルコールの飲み過ぎは控えましょう。

肥満に注意しましょう
肥満は万病のもとです。高脂血症の原因ともなります。食べ過ぎをつつしんで、散歩などの適度な運動も必要です。

過労・ストレスを減らしましょう
過労ストレスをため込んだり興奮状態が続くと、血圧が上昇して血管に負担がかかります。睡眠を十分にとることも必要です。

東洋医学研究所®では、狭心症に対して長年にわたる治療経験を基に、統合的制御機構の活性化と局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
また、それぞれの状態に合った生活習慣の改善を指導させて頂いております。

是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。