糖尿病通信37 最終回 良好な血糖コントロールに鍼治療を
いよいよ糖尿病通信は最終回です。
これまで糖尿病では、特に良好な血糖コントロールが大事だということをお伝えしてきました。
そこで今回は、「鍼治療は良好な血糖コントロールを提供できるのか?」についてです。
〇糖尿病キャンペーン集計結果
東洋医学研究所Ⓡ及び東洋医学研究所Ⓡグループでは、糖尿病に対して鍼治療が有効であるかどうかを検討するため、平成27年4月から3年間、モニター条件を満たした15名の方(男:8名 女:7名 年齢: 61.4±9.65歳 BMI:21.7±3.03 平均±標準偏差)に対して、週2回の鍼治療を半年行い、初診時直近と約6ヵ月後のHbA1cを比較しました。
結果はグラフの通りで、HbA1cは減少していました。
〇皆様の健康管理のために
今回の結果から、鍼治療は良好な血糖コントロールを提供できることが示唆されました。
私達は鍼治療によって皆様により良い健康管理を提供しています。糖尿病で苦労されている方、血糖コントロールなどもう少し改善したい方、もちろん糖尿病以外でも苦労されている方、是非私達の鍼治療を受療して頂き、健康管理にお役立てください。
モニター条件
①糖尿病と診断された方、もしくは病院で血糖値が高いといわれた方
②週2回、6ヵ月以上継続して治療ができる方
③病院の血液検査などのデータの提供にご協力いただける方
(文責 山田篤)